オフサイド知っているよ「待ち伏せ禁止だろって」よく聞きます。間違ってはないけどそれだけじゃサッカー観てても面白くないのと実際にオフサイドを戦術として使えないと思います。理解するのにサッカールールブックを読めばいいんだけれど。
問題やって間違えたほうが覚えるんじゃないかと思いますので、サッカー競技規則を参考に問題を作ってみました。図はEURO2012の試合での図を問題ように改造してみました。
図の攻撃方向が逆になってしまったので気にしないでください。
- パスした瞬間をにしています。
- 赤が攻撃側、青が守備側、黒の矢印がパス。
問題
1.これはオフサイドであるか
2.守備者と攻撃者がほぼ同じライン上にいる場合、どうやってオフサイドと判断するかについて答えよ。
3.ボールに関係していない時
オフサイドかどうか。
4.シュートを打った場合。
オフサイドかどうか
5.オフサイドかそうでないかの違いはどのような時か例をあげよ。
6.キーパーから跳ね返ったボールをシュート
オフサイドかどうか
7.守備者に当たったボールをシュートする。
オフサイドかどうか
8.スローインからのプレー
オフサイドかどうか
9.ゴールキックからのプレー
オフサイドかどうか
10.センターラインを超えていない場合
オフサイドかどうか
オフサイドに関わる言葉として、
オフサイドライン、最終ライン、オフサイドトラップ、裏へのパス、二列目からの走り込み、ラインの上げ下げなどがわかるようになればサッカー観戦が面白くなるかなと思います。
オフサイドについて知っている人もいちよう確認のために見ておいてはとおもうのが
サッカー競技規則です。
第11条 オフサイド
オフサイドポジションただ、これだけではサッカーをしたり、観て楽しむには不十分だと思います。
オフサイドポジションにいること自体は、反則ではない。競技者は、次の場合オフサイドポジションにいることになる。競技者は、次の場合オフサイドポジションにいないことになる。
- 競技者がボールおよび後方から 2 人目の相手競技者より相手競技者のゴールラインに近い。
- 競技者がフィールドの自分のハーフ内にいる。または、
- 競技者が後方から 2 人目の相手競技者と同じレベルにいる。または、
- 競技者が最後方にいる 2 人の相手競技者と同じレベルにいる。
反則ボールが味方競技者によって触れられるかプレーされた瞬間にオフサイドポジションにいる競技者は、次のいずれかによってそのときのプレーにかかわっていると主審が判断した場合にのみ罰せられる。
- プレーに干渉する。または、
- 相手競技者に干渉する。または、
- その位置にいることによって利益を得る。
反則ではない違反と罰則相手チームに与える(第13条―フリーキックの位置を参照)。
競技規則の解釈と審判員のためのガイドラインも通して読まれることをお勧めします。
こっちのほうが図付きでわかりやすい。
P103ページから http://www.jfa.or.jp/match/rules/pdf/gudelines_11.pdf
中学生くらいからオフサイドトラップや二列目からの走り込みを使った戦術をするのが一般的かな。小学生でやるところも有るかもしれませんがあまり試合で使い切れるまで出来なかったりしそうです。オフサイドに関わる戦術をやっているチームとやっていないチームが試合すると勝負にはならないようにおもうのと。戦術の多くがオフサイドに関わっているから早いうちからオフサイドを含めたサッカーをしていないと後々混乱するでしょう。
オフサイドトラップは積極的にラインをコントロールし相手にオフサイドになるように誘導すること。それに対しては二列目からの走りこみや、裏へのパスをして、ラインコントロールを困難にするという対策があります。
何度か副審をやったことがありますが、正直副審は見ている人に近いからやじが間近で聞こえるので余りやりたくはない。人間なので間違えることもあると思うけれど、ルールを知らないやじも多そうなのでルールを知っておくのもいいのではと思います。