データからサッカーを分析


ワールドカップの日本とほかの国とをデータから比較している本です。
そういう分析をする会社があるというのを聞いていたけれど、実際どういうデータがとられているのかは読むまで知らなかった。そういうデータが書いてある。

バレーでリアルタイムに戦況分析してiPadで見られるようにしているというのもあるようです。

データから見ると客観的に見れていいように思います。
データは結果であってそれから原因を探ろうとすると人によってさまざまになるでしょう。

データとしては

相手の陣地内でのパスの成功率が低い。特に縦の裏へのパスの成功率が低い。
攻撃に時間がかかる。
キーパーのパス参加が少ない。
クリアが多い。
前線でボールを奪ってからの攻撃が少ない。
ほかにもいろいろあります。


相手の陣地内でのパスの成功率が低い。特に縦の裏へのパスの成功率が低い。
パスが下手と見るとパス練習か。

パスの要素を
出し手、受け手、ディフェンス

出しての責任はパスの精度が低い。
受け手の責任はトラップやボールコントロールが悪い。
ディフェンスにとられるとすると、パスが読まれている。
それら全体としてスペースがあるか、タイミングが合っている

を検討してみると違った見方ができるかもしれない。

もしくはディフェンスのプレッシャーがあるようなパスの練習をする必要があるのか。

疑問に思うのは、そういう人数が多いところでのパスというのは、ボールを動かしながら持っていてパスをする。
つまりドリブルしながらパスをしないといけないのではないかと思う。そうするならばドリブル、ボールを動かしながらパスコースを作る技術を磨いていく必要があるのではないか。。

前線からのプレスからボールを奪うのがスペインがうまい、というのはどのようにして奪っているのかを分析するのもいいのかもしれない。映像はシュートを打った前後多いけど。
 ポゼッションを維持したまま攻撃しているので、味方が攻めあがっていて人数が多いので囲んでとりやすいと一般的に言われている。

キーパーのパスが少ない。クリアが多い。
という原因を考えると。

キーパーがパスに参加しないのでパスコースが限定されて苦し紛れのクリアになる。
と原因を予想できる。反対にキーパーにパスをしてミスをすれば即一点取られるという考えもある。

縦パスの成功率が低い。
予想として
読まれてる、ワンパターン 攻撃参加の人数が少ない。

攻撃に時間がかかる。
中でボールをまわせず、サイド攻撃が多い。

気になるのは日本人のキック力はほかの国と比べてどうか。
どこかで日本人のシュート速度はほかの国に比べて弱いというのを目にした、今は改善されているんだろうか