システムの分析を考える

 パスを中心にした、布陣を考えるときに三角形を描くようなシステムで行くとする。
それを考えるときに、相手の布陣も考える必要がでてくる。パスコースを防ぐようなシステムを考えると、まず真ん中で自由にパスをさせないようにするために真ん中に人数をかける。そうするとサイドというふうに段々パスをする距離と回数が増えていく。
 ならばひとつのパスで相手のマークを多くしているところを通り越していけば、パスを防ぐことができるようになる。

 サッカーのシステムは理想を考えて作戦を考えるけれど相手もまた、自由にさせないように考えてくる。だから、やってみないとわからない。そのために、今残っているシステムというのは実際に使えるシステムが残ったのであって、理想をもとにして考えて作ったのではないのだろうと思う。そうすると、このシステムだからこれを使うというのではなく。 やってみてダメだから他のを試すという形になる。
 
 システムのあり方を考えるより試合分析の方法論が精度高くできるようになるとシステムのここがダメだからここを修正しようという事ができるようになってくると思う。ただし、今の分析手法は人海戦術で客観性にかけると思う。そこをいかに手順化して分析できるか。

 そこで分析手法自体が問題になってくるが複雑系をどうやって分析するか。 

http://blog.livedoor.jp/giyuu_yoshi/archives/51453315.html

 ここで言われているのは、ボールを回すのによくパスが来る人がいる。それはチームによって度合いが異なる、対戦チームがそのボールを回す人を集中的にマークすると、ハブとなる人間が切り替わる。

 ここでの分析もあるけれどこの場合は個々人の能力のタイプの差を考えることができない。
シュート、ドリブル、パスが得意としてもそれらを表す指標となるものを属性として表すことができない。

 ボナンザという将棋ソフトで、過去の棋譜から次の手を考えるように考えると、過去の試合データから。どのような場所にどのような属性を持った選手がどこにいたかを考える事ができそうだ。