トラップの最適解

 トラップ、ボールコントロールと言ってもいいけれど、インサイドでトラップするものだという固定観念が多い気がしている。

 インサイドは骨が大きくて硬い部分が多いのでトラップとしては難しい。ただ足の面としてみると当てやすいので基本とされている。

 

 またインサイドは、足首が曲がる方向ではなく、股関節の動き方向しかないので勢いを吸収するのが難しい。

 

 逆にインステップ方向だと、足首や膝股関節と動かせる関節が多くなる、指の骨は小さいので変形しやすい。そのため関節など変形によって衝撃を吸収しやすい。

 

なので、初心者こそ、インステップ部分やアウトサイドでトラップのほうが向いている。では、どのようにトラップするか。

 

 右利きの選手が左側でプレーする場合、右アウトサイドでトラップすることがある。こっちのトラップのほうが実はボールが止めやすい。ただ足の側面ではなく、足を外側に向けて、インステップに近い部分をボールに当てる。そうすると勢いを吸収しやすい。

 

 もう一つ、左側で右利きの人がプレーする場合に、右アウトでトラップに失敗しても、左インサイドで、もう一度触ることができるというメリットが有る。

 

 左インサイドではじめに触って失敗すると走って追っかけるしかない。

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