ドリブルとカウンター 後の先 先 対対の先

後の先 先 対対の先

 カウンターはボールを奪って素早く攻撃に転じるという意味で使われる。ここで言うカウンターは相手がボールを取りに来た時にそれを躱して抜くという意味でのカウンターとして使っています。

 剣道だと、後の先、先、対対の先、先後の先等色々な呼び方があるようです。ボクシングのカウンターがイメージに近くて、相手のパンチを躱してパンチを当てる。サッカーだと躱すだけだが、分類してみると新しい気付きがあるかも。

 

久保建英と三笘薫

 久保建英と三笘薫でアルゼンチンでドリブルでの差ができたとされている。原因はアルゼンチンがボールを奪いにくる守備をしていたからだと思う。相手がボールを奪いに来る場合は、ボールを足元に置いていつでもボールを動かせる必要がある。相手がボールを取りに来るときは、ボールを横に動かすだけで躱すことはできる。相手がボールを奪いに来なければ、足からボールを離すようなドリブルをしていても取られることが少なくなる。

 ボールを取りに来る相手に対しては足元から離さず、ボールを取りに来ない相手に対しては。

 

サッカーの抜き方のパターンを分類してみる。

  1. 相手がボールを奪いに来たのを躱して抜く
  2. フェイントをし相手が反応した反対側に抜く
  3. フェイントをせずにドリブルで抜く

1が後の先、2が対対の先、3が先

だと個人的には思っている。もともと違う競技なので当てはめるの自体が無理な気がする。

久保建英は1と2をよく見る。三笘薫は2と3をよくみる。3つを全部できるか確認しながらやってみるといいと思う。

 

 

 

利き足以外の足はどこまで練習するべきか

 足は右利きの人が多くて、右足を前にしてドリブル、右足でシュートやパスをする人が多い。では、利き足以外の足はどこまで練習すればいいのだろうか。

 

 利き足以外の足で次のことはどこまでできるかを確認していほしい。

  • トラップができる
  • インサイドキックができる
  • インステップキックができる
  • シュートが打てる
  • アウトサイドキックができる
  • ロングパスができる
  • ドリブルができる

多分シュートが打てるまでの人が多い。ただ、その中身は人それぞれかなという感じがする。

 例えば、メッシが右サイドからカット・インして、縦に切り替えしてゴール近くで、キーパーの頭を超えていくようなループシュートをする。このときのループシュートは右足で蹴っている。

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 利き足以外の足でループシュートでシュートを決めれるひとはかなり減る。こういうふうに単純にシュートといってもレベルはだいぶ違う。利き足でループシュートを打つというのは練習するとできる人が多い。実際の得点を考えるとキーパーの近くで逆足で、ループシュートが打てるだけで得点のチャンスが生まれる。

 

 ウスマン・デンベレの利き足はどっちだろうか。そもそもサッカーで利き足が生まれる原因は何だろうか。ピアノは両方の手を使っているので当然、両方を使う必要がある。サッカーの場合は右利き用のシュート練習と左利き用のシュート練習に分かれていたりする。そういう練習の仕組自体が利き足を生んでいるのではないかと思う。ドリブルで逆足の練習をする人自体が少ないかも。

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 私は右利きだったけど、左側でプレーすることが多かった。なので左も蹴れないといけないので左も使うことになった。これで思ったのは両利きじゃないとできないプレーというのが存在する。両利きの人があまり存在しないから、あまり知られていない。両利きじゃないとできないプレーをされると対応できる人が少なく、教えれる人もいない。

 

スローインのためにやり投げの練習を調べた

 やり投げをしていたデラップがロングスローで有名だった。なのでやり投げの練習の中で、ロングスローの練習に使えるものがあるか調べてみた。

 

 スローインの練習では、ファールスローにならない投げ方は習う。だけどどうやって飛距離を伸ばすかということはあまり聞かない。高校サッカーでロングスローをよくやっている青森山田なんかはそういう練習があるのかも。

 

サッカー競技規則から

ボールを投げ入れるとき、スローワーは、

  • フィールドに面する。
  • 両足ともその一部をタッチライン上またはタッチラインの外のグラウンドにつける。
  • 両手でボールを持つ。
  • 頭の後方から頭上を通してボールを投げる。
  • ボールがフィールドから出た地点から投げる。

すべての相手競技者は、スローインが行われる地点から 2 ⅿ( 2 ヤード)以上離れなけ
ればならない。
ボールは、フィールドに入ったときにインプレーとなる。
ボールを投げたのち、スローワーは他の競技者が触れるまで再びボールに触れてはなら
ない。

 こうなっているが実際そこまで試合中に、片足がグラウンドに着いているかどうかを厳密に見ている気はしない。なので、ロングスローはあまり調べられていない気がする。

 

 

 

 

 やり投げの人を見ていて気づいたことは、足からの力を手先に伝えるような練習をされている。サッカーをしていて、上半身の筋力がつかなくて足にばっかり偏っている人にはこういうトレーニングもいいかもしれない。

 

 私なんかは、棒を剣道の素振りの感覚で振ってて肩こり解消していますが、こういうトレーニングだと全身が鍛えられそうでいい。

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フェイントを使わない抜き方

 サッカーでドリブルをして相手を抜くときにフェイントをするものだと思っている方がいる。でもフェイントはすればするだけ時間がかかるしドリブルの速度も遅くなる。

 

 フェイントをしない抜き方ができれば、速く抜けるだろう。ただフェイントをしないだけでは足の速さの勝負になる。その前に一回フェイントをされていれば、DFがフェイントをするのではないかと思っていつもどおりの動きにならない。

 

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 なんでズルズルゴール前までドリブルさせるのだろうかと考えるだろうけど「パスをするかもしれない」、「切り返すかもしれない」と思って全力で走ることが難しくなっている。

 

 普通に縦にドリブルするだけでは、サイドからクロスになってそれほど特典確率が高くないけど、ゴール前までドリブルすることで、ゴール方向からくるパスはゴールとボールを一緒に見れるぐらい角度が少なくなるのでシュートがしやすくなる。

5レーン理論とは何のか

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 動画見ながらコメントを入れてみるというスタイルを考えたのでやってみる。

以前、サッカーに関係のある論文などを翻訳して紹介していました。これの原文を読んでも理解できるのがそれほどいないかなと思って中学生にもわかるように頑張って書いていた。

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 私の中で5レーン理論はこの論文を実際の試合に適応したらという話だと思っている。パスは三角形を作るのが基本と言われている。三角形を作る動きをしていると5レーンになっていくという形である。

 サッカーの試合の中でパスコースを多く維持することは、パスコースを限定されてボールを奪割れないために重要なことである。でも、相手の陣地内で三角形を作ろうとしても、相手の守備が整っているとそのためのスペースは限られてくる。

 相手の守備が作る、三角形の中心にいればどの人がマークに付くのかがわかりづらくなり反応が遅れる。それをチーム全体で行うと自然と形作られていく。

 

 俯瞰という言葉が語られていた。私の中では、対人だと観見2つの目というのが参考になる。観見2つの目というのは五輪書の中で宮本武蔵が語っているものです。近いものを見るとき遠くを観るような感じで見る、遠くを観る時に近くを見る感じで見る。ただ、私は相手を見ることで次の行動を予測しています。だいたい人間は見てから次の行動を決めているので。蹴る方向を見る、ボールを見る、ボールを蹴るというパターンが多いので、蹴る方向が目線を見ているとわかる。そのために目線を絞らないことで次の行動を読ませないためにぼんやりと観るというのをやる。

 

soccer-lab.hatenablog.com

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 戦術的プレーと個人的プレーなんかで考えて見てほしい。ボールをトラップする時にボールだけを見ていると、近づいてくる相手が見えない。ただ周囲も見ているとボールのトラップをミスするかもしれない。なれてくると、ボールを見なくてもトラップが失敗しなくなる。ただ、ボール以外を見ているとトラップを失敗しても、周りに人がいなければボールは取られない。周りを見ずにトラップが成功しても、相手が近づいていくるのに気づかなければ、トラップした瞬間に取られるかもしれない。

 だから、トラップがうまいということよりも周りを見ることのほうが本当は重要なのかもしれない。トラップで対面パスの練習ばかりすることもある。でも、試合の形というのはボールを取ろうとしてくる人がいる。対面パスというのはボールだけの練習なのでそのことだけ練習していることにそれほど意味がない。

 日本人はボールの扱うテクニックがあるが試合では使えない。という話があったのは、ボールを取ろうとする人を想定した練習をしてこなかったからではないか。

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キック力とは

 キック力を上げる動画とかはよくあるしみたことがある。ただ、感覚的なことを語られていることが多くて、科学的に正確ではないことが多い。そのために結果としてキック力は向上していない。

 

 ここで言う科学というのは、力学の計算、中学レベルでもいいし、高校大学レベルでもいい。youtubeでみていてもどうも変だなと思うことが語られている。

 

 例えば、けるときに軸足で踏ん張ることがいいといっている人がいる。踏ん張るとボールに力が伝わるという。これが嘘なんだ。

 

 

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5号 68~70cm 22cm 410~450g 一般・大学・高校・中学校用

 サッカーボールの重さ450g、人間の体重70キログラムとする。人間が30キロメートルで走って、ボールが時速130キロメートルで飛んでいくとする。蹴ったあと人間はどのくらいの速度かという計算をすると、人間の重さ的に止まるはずがない。運動量保存の法則や運動エネルギー保存の法則で考えるといい。

 

2物体の衝突と言われる計算。高校でやるが、

 では、蹴ったときに止まっている人は何なのかというと。助走で走って急激にブレーキを掛けたあとに、蹴っているというバカみたいなことをやっている。

 

 時速30キロメートルで走っているのに、なぜボールはそれ以上の速度で飛んでいくのか。これはムチの運動で加速するから。このムチの運動での加速には筋肉は関係がない。はじめの速度と重さ、足の先の重さの関係から足の振る速さがわかる。

 

 水を出しているホースで先の部分を細めると勢いよく水が飛び出る。つまり水の出る量が変わらず、先のほうが小さくなっているために、速度が速くならないと後ろから押される。こうして水の勢いは速くなる。

 

 これからわかることは足の筋肉をつけてもキック力は上がらない。どうせ付けるならお腹や腰あたりの筋肉をつけよう。ただ足の筋肉がないと、蹴ったときの反動で足がダメージを受けるので足の筋肉も必要だ。

 力学の計算からどうすれば、キック力が上がるのかというのを試したことがある。けど、一番速くなる条件を試すより先に足のダメージで蹴れなくなるのが早かった。それから考えることは、キック力を上げるよりよりキック動作が少なくても強くける方法を目指したほうがいい。

 

 物体の衝突で考えると、足がボールに当たる前の速度が重要になる。ただ、野球などは、ボールと手が接触した状態から加速することでボールを早く投げている。

 蹴る動作もボールと足が接触する瞬間を最大速度に持っていくより、接触したあとから加速したほうが、足への負担が減ったり、もっとボールの速度をあげれるのではないかと考えている。

 

 

 

遠藤航のデュエル

 どこぞのカードゲームではなく、サッカーの話なんだが。

サッカーにおけるデュエルとは

霜田技術委員長は、「デュエルはルーズボールの競り合いだけでなく、1対1のボールの奪い合い、相手のボールを奪う、マイボールに相手が激しく来ても取られないフィジカルコンタクトの強さ」

 あたりに強くなるには、体幹レーニングがいいと言われています。ただ、筋力以外の面であたりに強くなる方法がないかとも模索している。

 

web.ultra-soccer.jp

 

 
 サッカーのタックル、ショルダーチャージ等の接触プレーを選り分けてどういう状況が多いかを考えてみよう

 対面、横並び、後ろなどから体当たりをされることがある。

対面や後ろからセットプレーのときの位置取りのために押される。

 

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遠藤航の身長と体重を調べてみた。

身長 178cm、体重 75kg

遠藤航 - Wikipedia

 

いつ頃のデータかはわからないが、それほど体重が大きいわけではなさそうだ。

リーグトップのデュエル勝利数159回

 

www.football-zone.net

 

 

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