日本対ベネズエラ



 得点にはならなかったけれど、最終ラインでボールを奪われる
1-1
 なんでこのシーンでボールを奪われるのか。
 吉田から右にパスをするけれども前を向いてボールを受けれなかったので、フリーな人が多い方を向くことができなかった。そのために、プレスを受けた時に自陣側を向いてしまい、サイド側はマークされているのでパスすることができず、CBかキーパーに対するパスしか選択肢がない。キーパーはビルドアップ時にパス回しに参加していないので、相手側からすると、吉田に戻すのだろうという予測ができてしまう。ついでに吉田はリターンパスをもらうときに立つ位置がずれたのでトラップできずにボールを奪われる。結論としてCBのパスとトラップの精度がものすごく悪く遅い。


日本の1点目
 ドリブルからのシュートでの得点は日本はほんとうに少ないのでこういう得点パターンとしてあるといいと思う。ただ、もう少しうまいキーパーなら止められていただろうなと思う。それと、ベネズエラのラインの設定が普通のチームより深い位置になっているので、通常のチームの距離だともう少し遠い距離から蹴ることになるだろうと思う。

2-12-2
  このシュートで注目して欲しいのは、蹴り方です。蹴ったあとの足がどの位置で着地するかという点。シューが下手な人の場合に、蹴ったあとに蹴る側の足が軸足より後ろ側に着する場合があるそういう場合は足だけで蹴っていることになって、ボールが勢い良く飛んでいかない。動画を見ていると蹴った側の足が前で、その反動で軸足側が浮くようになっている。
下手
 良くない蹴り方として胴体を捻るような蹴り方がある。左足で蹴るときに、右手を左足の腰側に回すように手を振る人がいる、そうすると胴体の力が使えなくなりキック力が半減します。体幹トレーニングで、大腰筋を鍛えてもこういう蹴り方をすると蹴る側の腰が後ろに下がってしまい大腰筋が使えないので無駄になる。
シュート
 動画をゆっくり見るとわかるけれど、胴体をねじらないように蹴っているのがわかると思う。蹴り足を振り上げ振り下ろしたあとにそのまま蹴り足を上げていく、その時に状態をねじらないので上半身の力も利用して蹴ることができる。胴体をねじってしまうと上半身と下半身が分断されて足だけの力で蹴るようになってしまう。昔から言っていたのだけれど日本代表でドリブルからシュートでなかなか点が入らないのはこれが原因だと思う。


ベネズエラ1点目
 あっこれ知ってる、ブラジルワールドカップで見たやつだ、というようなPKの取られ方。シュートしようとしたら足を引っ掛ける、ファールを貰いに行ってたのがまるわかりだったのに滑る必要なじゃないかと思う。切換されてシュートされる危険もあったけれど、追いついていたよね。

 日本2点目
 ヒーローは遅れてやってくるというとよく言われる感じで、遅れてきた柴崎が走っているのがわかっているかどうかのクロス。岡崎の視野が広くなったのね。
3-13-2

 ベネズエラ2点目
 ロングシュートがブレ球でキーパー止められず。 

 守備のドタバタでと、ブレ球で得点を重ねられて引き分けに追いつかれてしまいました。もっと強い相手だったらば決められていたようなシーンが3つか4つぐらいあった試合です。