俯瞰してみること

 ピッチ全体を把握する
 ピッチ上にいながらピッチのかなり上の方から見ているかのように俯瞰して考えることができる。それをどのようにして修得するのかというの考えていきます。

 その前に、サッカーで選手の位置をデータとして把握するのに論文があったので観ていました。
色情報を用いたサッカー映像における
選手の自動追跡 
http://www.waseda.jp/sports/supoken/research/2010_2/5009A015.pdf 
 2台のカメラでサッカーのフィールドを撮影してそれをサッカーボードのように、2次元的な情報に変換する。

 選手の位置を戦術版での動きとして表しているのだと思う。こういうようなことを、人間の頭のなかでやっているだろうということです。その手順を理解すると、勝手に頭のなかでやっている変換をもうちょっと精度良くやれるようになるのではないかと考えています。 

単眼カメラを用いたサッカー戦術解析のための複数選手とボールの追跡
 http://www.hirokatsukataoka.net/research/socceranalysis/[IIEEJ2012]Football%20Players%20and%20Ball%20Tracking%20using%20Monocular%20Camera%20for%20Tactics%20Analysis.pdf
 単眼サッカー映像における時間状況グラフを用いた選手追跡
http://www.me.cs.scitec.kobe-u.ac.jp/publications/papers/2012/miru2012_itoh.pdf

 ピッチ
ピッチのサイドからカメラを撮った場合に映る映像は次のようになる。
ピッチ2
向こう側がチチんだ感じに表示される。
ピッチ3
それを元に戻すには次のよう変換する必要がある。
サッカーのピッチは線が引いてあるのでそのラインを目印にすることでおおよその位置を把握することができる。 

 

 選手から見ることが出来る情報と、ピッチ外から見る情報は大きく違うというのがわかる。