「ミラクルボディー シャビ イニエスタ」の分析

 前も書いたいたけども更に、もうちょっとほりさげてみようと思う。

 スペインが決勝トーナメント出場できなかったのだから今更スペインの分析しなくてもいいじゃないかというと人もいるかもしれないが、分析することには意味があるだろう。
  
ティキ・タカ
 フットサルのようなパスのつなぎ方をサッカーのフィールド上で行う。細かく狭い部分でもつなぐことが可能である。 かといってどんどん狭い部分で勝負していくというわけではない。

  • パス成功率 93%
  • パスの3本に一本がシャビを通る
  • 人試合平均850回首を振る 
  • 身長1m70cm 
  • 体重68kg 

アイマークレコーダで視点を分析する
  •  一回首をふるのに0.5秒
  • ボールを持っている選手と味方の位置をみている 

シャビの見ている部分はボールを持っている人の周囲の部分が多く、 スペインプロリーグの他の選手の場合は視点の8割以上がボールに集中している。

 プレーした映像から、自分のいる位置周囲の選手の位置を把握していることがわかる。他のプロ選手の場合は6人だったがシャビは16人の位置を把握していた。 

空間認識能力をどうやったら向上できるものか。 

 映像の位置と戦術ボード上の位置を変換することが重要だと考え、どうやってそれを練習するか。
 よくこのブログで、試合の途中での選手の動きがどうだったかを、戦術ボードのhttp://footballtactics.net/ を使って書いているけれど。結構大変なんだよ、すべての選手は元の映像の部分に写ってすらいないので、前後の映像から選手がいるだろう位置を予測しながら配置していってる。戦術からも予想したりして補間しているのが数が足りないなというようなことで混乱することもある。サッカー観戦でスタジアムで見たほうが全体が見えるというようなことも言うけれども、スタジアムだけで見ていると同じプレーは一度しか見ることができないので、リプレイで確認するのが難しいように思う。映像があればリプレイができるけれど見たいところは見れない部分もある。

 ディフェンスの裏をかこうとするのに対して、裏をかかれないようについていったりしているのが戦術版に表すことで見えてきたりします。

 練習方法としてこれでいいのかはわからないけれど、映像で見た位置を戦術ボード上に書き写す練習をする。ビデオゲームではプレーヤーの視点を切り替えることができるのでそういうところは得意な部分なのだろう。 
 サッカー観戦としてテレビの映像を戦術ボード上にどの位置にあるのかというのをfootball tacticsというソフトで選手の配置を映像を見てから、どこにいるのかを書いているが、これはなれないと位置を把握するのが難しい。普段から戦術ボードを利用して自分の位置や選手の位置を映像で確認したりしていなと難しいのではないかと思う。
 戦術練習では自分のいる位置が上からどこにいるのかというのがリアルタイムで知ることができたら感覚と実際のズレが修正できそうだけれどそれをするトレーニング方法は今のところなさそう。

 プレーヤーと周りの選手の一を把握する練習について考えてみようと思います。