日本対コロンビア
日本対コロンビアの分析をしようと思います。シュート数が日本のほうが多かったということなのでビルドアップについて考える必要がないなと思うので。ゴール前での連携について書いていこうと思います。
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大久保にパスをしてドリブルを仕掛けてシュートしたシーン、シュートを選んだんだけれども、真ん中がフリーだったなと思います。決定的なチャンスだったな。
コロンビアの1点目
今野のファールでPKになって失点するところ。何故かこんだけ人数がいて最終ラインで1対1になっている。
香川がカット・インしてシュート、中央でかぶってて何がしたいのかよくわからない。
本田のクロスに岡崎がヘディングで合わせて同点に追いつく。
これでわかるのは連携を考えないでいいような方法でしか得点が取れていない。
コロンビアのチャンス、得点ではない
ドリブル突破からノーマークの右サイドにパスをし、フリーなのでそこからドリブルをする。
その後の移動方向としては、パスを出した人はそのまま前へ、そのために中央にずれて被らないように動いている。日本の守備はそのまま後退。
最終ラインに行かずに遅れて、中央でフリーになっている方にパスをする。誰もマークに行っていない。
ここではシュートミス点は入らなかった。 戻った人がマークするだろうと思ったのかもしれない。シュートは外れた。
コロンビアの2点目
これが急に編成したチームとは思えないようなパスの連携。
まずカットインのドリブルから、フリーの中央にパスをする。日本は誰もマークに行っていない。
真ん中が広大なスペースがあるので更に中央をドリブル。被らないように真ん中の選手がサイドに広がる。
そこから左がフリーなので、パスをしてシュートしてゴール。
左以外にも、右側は裏へ抜けるように連動した動きがある。
日本のよくわからないシュート
中央に縦パスを入れてそのままシュート。点線になっているのは実際は何もしていなかったのでこうすればいいんじゃないかというようなイメージです。実際は突っ立ったままでした。
大久保が外したシーン。大久保の位置取りがよくわからなかった。というのもオフサイドじゃないのだから。もっと内側にいてもいいんじゃないかと思う。
サイドでワンツーで崩したのに中にはほとんど人がいない。
中央で縦パスを入れたら奪われちゃったシーン。
右サイドでフリーな人がいまして、だけどもものすごくマークされているところに縦パスを入れている。その後奪われてカウンターになっています。
そのカウンターからコロンビアに得点が生まれる。3点目
裏へパスを出すが守備の人数的には足りているが戻る人間の位置取りがわけわからん。ボールに対していってしまっているので余計に人が減ってしまう。点線はそっちに行くべきじゃないかと思ったところ。
裏へのパスからかわされて得点されるシーン。2対1で点を取られたかというと、一人は中央のパスコースを切っているので実質1対1だと思う。中央が何故か誰もマークがいない。戻るだけの時間はもちろんあるし人も足りているのにもかかわらず。
縦パスにドリブルしてクロスをするが誰もつめなかった。
コロンビア4点目
人数が足りているのにサイドがフリー。そのままドリブルからマシューズフェイントを入れてかわされて得点を決められています。
総括
日本はコロンビアの2軍以下だったわけです。コロンビアは8人替えてきたので、連携が取れるわけがないというのはよく分かる。それ以上に日本の連携はとれていなかったのが印象的である。パスサッカーで考えるならばコロンビアのほうがパスサッカーだったろうと思う。 日本はポゼッションをするけれど、最後の部分は個人プレーに走っていてチャンスをふいにするプレーが多かった。
正直なところスペースというのを誰も認識していないのではないかと思うところがある。