ビルドアップについて2

 戦術の本をよく見たりしていたけれどビルドアップについてがどうもしっくりこない場合が多い。説明が省略されている。 疑問として対戦相手を想定していないように感じる。スペースが開いているところに移動すれば、初期の布陣が意味をなさなくなる。4バックでサイドが攻撃参加すると、一人減るのは布陣が変わると考えるのかよくわからない部分。攻撃時は3バックで守備時は4バックになったり。
 数字を使ってシステムを説明する本は売れるからなのか多い感じがする。説明として論理的ではない本が多い。
 ビルドアップの目的が相手陣内に深く入り込むのか、 数人を前線に残しておいて素早くパスを出すのか。
チーム全体を前に進めるためには時間がかかる。

 ゴールキックで一番後ろから一番前にパスを出すと大抵はハーフラインぐらいの位置にいて、相手チームのほうが数的に有利な状態にある。そこから一気にゴールに向かってドリブルしても、ボールを持っていない方のほうが早く走れる、だから追いつかれる。そのために前線でボールを持ってもキープをして待つしかなくなるので、バックパスと前へのパスを繰り返して前に進む。真っ直ぐに前へとパスを出していくとすぐに人数をかけてくるので、サイドに少しパスを出してりし。守備の薄い方に一旦出すと、相手側が自陣に戻って下がるので、結果的にパスを繰り返しているうちにチーム全体が前に進んでいく。
 サイドをタッチライン際に走らせてクロスを入れるのが流行った、前に進みながらボールを保持するだけならば、クロスではなくて、細かいパスを繰り返しながら前に進むほうが効率的だ。じゃあなんでこういうのをやらないチームがあるか。パスミス率を減らさないとボールを奪われて、逆に後ろに下がってしまうから。

 プレッシングサッカー
 ゴールキックで相手のサイドいっぱいにタッチラインに出るように蹴る。そうすると相手がスローインする位置までチーム全体は前に進む。そこから前から守備をしてボールを奪えれるなら簡単に前に移動することができる。これはラグビー的な考え方。 ボール奪える確率が高いゲームだったらそれが成り立つ。

 ポゼッションサッカー
 逆に、相手のゴール前でシュートを打つまでボールを失わないようなチームだと後ろからずっとボールを回していけばいい。そうするとシュートは打てる。これはバスケットボール、ハンドボール的な考え。
 前プレ+ボールを奪われないようなチーム

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