有名なフェイントができると言って喜んでる人が居ました。かといって一回も使ったところを見たことがなかったんですけど。やはり実用に耐えるだけにはできないことが多いようです。
見た感じをまねることは簡単にできますが。実際やった結果は違うものになると思います。結局内部の筋肉の動きまでは見えませんからね。見た感じだけでどこまでまねできるかですね。
フェイントを取ってみると、大概はける振りをするのが多いと思います。
パスをするフリ。
前にドリブルするために蹴るフリ。
(ドリブルの場合は蹴ると言うより、ホッケーみたいに持っていくような感じです。ボールから足を離さないつもりでやった方が良いんですが。)
フェイントをするのは、相手が反応をしてくれないとただ足を動かしているだけです。
この反応は人によってタイミングだとか、見る場所が違うように思います。よって誰に対しても同じようにやったら、かかってくれなかったり、かかったりするわけです。
初心者相手だと大きくゆっくりやらないと反応しないだとか、うまい人相手だと小さい動きでも引っかかってくれたり。さらにうまいとフェイントがやる前からばれてる感じです。
たぶんうまい人の場合は相手の反応見ながらフェイントの仕方を変えているんでしょうね。無意識的にでしょうけど。
フェイントは、意識しないと、どうも体の動きがフェイントとする場合と、しない場合の差があるようですね。そうすると「フェイントする」ってやる前からばれちゃうんでしょうね。
仕組みをまねるために、力学的に分析してみたりはしますが、頭の中の計算だけなので、わかりやすくかけそうにもない。分析の途中なやつとして。
シュートの蹴り方の時、前屈みになるのは、脊柱と大腿が大腰筋でつながっているので、足を振り上げるときに大腰筋を収縮させるので、体が前屈みになるんだろう。意識的に前屈みにするより、前屈みにならないようにしながら足を振り上げる反動で瞬間的な前屈みになるようになる。その後、軸足側で地面を蹴りながら、蹴っているのかと。
トラップで引いて止めているように見えるのは、足の力を抜いているので、ボールの勢いで足が動くので引いているように見えるんでしょうね。
ひざ抜きというより、浮身(地面蹴らずに足を上げるとしておく)と沈身(沈み込むようなこと)を力学的に計算中なんですが。計算途中でもいろいろとおもしろことがわかりましたね。
人の移動は摩擦の大きさによるところが多いのですが。摩擦力は垂直効力に比例する。動くにはどうしても角度をつけないといけない。角度をつけると垂直抗力が減り摩擦力が減って、前に進む力にならない。
接地面に対する力が角度を持っていないと。強く蹴ったとしても、体を上向きに蹴る力にしかならず、上下動が増えるだけになる。
そこで沈身を使うと、ほぼ垂直に立っているときに、上体が少し前に進むような力を加える。(つま先側を浮かすだとか。前側の足を浮かすだとか。)そして少し前に傾く。
その後、後ろの足を浮かす、さらに傾いてから、前側の腰を上げながら後ろの足で地面を踏むようにする。
力学的に見ると、進む速さは摩擦力をいかに最大限利用するかで。まっすぐ立っているときは一番最大摩擦力が大きいが。そのときには、推進に対して最大摩擦力が使えない、そうすると、まっすぐ立っているときの摩擦力を体を傾けてから地面を蹴るときに使うために。
まっすぐ立っているときの位置エネルギーを、浮身により落下運動として、運動エネルギーとして溜めて。体を傾けてから、沈身で落下速度を力積によって垂直抗力として加えられる。さらに前足を上げる反力が加えられる。そうすると垂直抗力に比例する最大摩擦力が増えて、通常より強く蹴れることにより早く進むことが可能である。
総ての要因を計算するのは骨が折れるので、重要そうな要素だけをピックアップしても多いので計算大変なので計算間違いを確認しながらですね。後は一番速くなるような動きを計算してみようかな。
補足
バイオメカニクスというような分析方法があるようです。あまり知りませんが、筋肉や骨格構造を使って力学的に分析してるんでしょう。ただ、五感などの情報をフィードバックして筋肉や姿勢をコントロールする部分はあまり焦点を当てられてないように感じます。と言うわけでロボット工学の考え方で補いながら考えていたり。