99%抜けるドリブルという誇大広告をなしにして考えたら、面白い考え方だとは思う。
ドリブルデザイン 日本サッカーを変える「99%抜けるドリブル理論」 (TOYOKAN BOOKS)
- 作者: 岡部将和
- 出版社/メーカー: 東洋館出版社
- 発売日: 2019/04/25
- メディア: 単行本
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メッシやCロナウドはこの理論では説明できなさそうだ。ところどころ理論が破綻しているように感じる。抜くドリブルというより運ぶドリブルといったほうが良いのでは。
縦のドリブルでは、守備側からすると「中を切って縦に行かせる」ので。ただサイドに追い込まれているだけに感じる。サイドに追い込まれてセンターリングを上げるのを成功と言っていいのか疑問。
「相手の間合いの外を回り込む」のが理論の中心であった。
どっちかというと相手の間合いに入り込むほうが得点につながりやすいので。間合いに入り込んでのドリブルを知りたかった。
間合いに入ったドリブルの成功率が低くても、得点につながるのであれば3回に一回でも十分な結果と思う。
この本の続きとして、間合い内のドリブルや、メッシの0-100ドリブルについて解説していくのであれば期待したい。
本の帯になっている、ドリブルデザインを使ったらどうなるのかなとみていたんだけど。これは成功しているのだろうか。